話し合いをする際のポイントとして以下の3点があります。 ① 方向性を確認しあう。 誰と「配偶者・両親・兄弟姉妹・同居しない配偶者の親」 何を「両親と住みたい気持ち・介護の分担・お墓の継承」 ② 財産(生前贈与も含め)の把握をする。 「不動産(土地・建物)・預貯金・金融資産・株等・保険」 ③ 関係者全員で以下の対策を立てる。 「親の世話と介護の方法・兄弟姉妹への平等」について。
① 育児協力 → 主に親世帯から子世帯へのサポートですが、「孫と接する機会が増えた」、又は「親孝行ができた」といったメリット。 ② 家事協力 → 親世帯と子世帯それぞれの都合に合わせた双方へのサポート。 ③ 介護協力 → 親世帯を心配する子供の不安を解消。基本的には介護ではなく見守りの気持ちで「状況の把握」と「介護サービスのマネジメント」そして話し相手として接することができお互いのメリットとなる。
2、何かあったら協力、2世帯同居のありがたみは?
① 病気や出産時 → 二人目の妊娠中や体調を崩した時に、子供の世話や家事を手伝ってもらう。別居の親に介護が必要になる際のサポート。 ② 旅行や出張、単身赴任 ③ メンテナンスやトラブル対処
3、経済面
① 土地代がかからない ② 収入の増加と家賃相当分の有効活用 →親世帯のサポートで子育て期でも共働きが可能になり、ローンの返済能力がUP。 また、親世帯、同居の兄弟姉妹からの家賃で多少のゆとりのある生活が可能。 ③ 光熱費の削減 →子世帯がローンを、親世帯が光熱費を支払うパターンも。同居の場合、基本的にはそれぞれの世帯で住むより光熱費や食費は安くなる。 ④ 税金面の優遇 →2世帯ならではの税金面(相続)優遇の措置がある。
4、精神面、お金には換えられない精神面のメリット
① そばにいる安心感 →親世帯の安心感。(今後おこりうるであろう1人残された肉親へのケア) →防犯上の安心感、2世帯住宅は担世帯の場合と比べ、被害リスクが半分というデータも。 ② 孫の成長への好影響 →親子共に逃げ場があるということ。 ③ 家族で共有する楽しみ →それぞれの家族に触れる事により、世界が広がる。