ほぼ、知られていない、材木の性能について。(著書の紹介)

ほぼ、知られていない、材木の性能について。

リフォームをお考えのあなた。


私の著書、「リフォームするなら最低限これくらいの知識を持っておこう」 amazon.最高5位⁉
を、ご存知ですか?

知らないでしょうから、
一部、紹介させていただきます。

良いコメントもいただいております。

ありがとうございます。

以下、一部 抜粋です。

築百年の家にお住まいの方、おめでとうございます。あなたの家の木材は
『今が一番強くなっている』かも知れません。

『え~?』と思われる方が多いと思いますが、木は伐採されてから百年ほど乾燥収縮を繰り返し、強度が(引っ張り強度・圧縮強度共に)増すといわれています。

強度についてはその後、

『千年以上経って製材した時の強さに戻る』そうです。

築40年の建物なんてまだまだ『ひよっ子』ですね?

でも、我が日本では、材木が最も成熟する前に解体されてしまい、その多くが産業廃棄物になってしまっているのです。

世界的に見ても、こんなに早く建て替えをする国は日本ぐらいです。
昔(といってもそんなに昔ではありませんが)は、古材といって一度使われた材木や、火災に遭った建物の材木を使って建物が造られていました。

それだけ材木は貴重品で、有る意味『宝物』だったのです。

昔の人は、木その物の本質的な強さと、木の使い方(組合わせ方)で発揮される構造的な強さを知り尽くしていたようです。

材木の寿命が来る前に、それを取り換えるよう計画されて建てられた
京都の清水寺。

その構造が、現代の東京スカイツリーに導入されている五重塔。
法隆寺なんて千三百年以上の歴史がありますよね。
木は使い方によってはこんなに長くもつ物なのです。

材木は、宝物(宝石)だということがお分かりになったでしょうか?

 

西村弘樹リフォームコンサルティング事務所